私が、感情むき出しな我が子に「ほっ」とする理由

彼は、私への愛情表現がとっても豊か。
彼のことを私も愛おしく思う。

そんな彼は、この世で1番、私に対して反抗する。

感情をむき出しにしてぶつけてくる。

「大嫌い!」
「いじわる!」

そんな言葉を私に投げかけてくることもある。
手を出そうとすることもある。

自分の中にある
いろんな感情を処理できずに
無茶苦茶になる自分を
一生懸命ぶつけてくる。

こちらとしては
決して気持ち良いものではないけれど、

そんな感情むき出しな彼に

私は、ほっとする。


むしゃくしゃすることって人間誰だってある。
本当の望みがなんのか、わからず、人に八つ当たりしてしまう。



彼は昨日6歳になった。



自分の中で湧き上がってくる
あらゆる感情を味わって

時には狂ったように
大荒れになっちゃうことも
あってもいいと思う。


私に対しては、それをむき出しにできるみたい。


私も人間だから、「イラ」っとするところから始まる。


でも、すぐ思い出す。





彼が今体験しているのは必要なことだということ。



今の彼のように
感情を思い切り味わって、訳がわからなくなって、

それを表現したくなり、
八つ当たり(これは良くないけれど・・・)するのは
「怒り」のステージに上がったということ。


怒りを感じてこそ、次のステージに行ける。


次のステージは、
エイブラハムの感情の22段階でいうと”Discouragement”

日本語にすると
「落胆」「やる気をなくす」「がっかり」「しょげる」


急に、愛のステージにはいけない。

一歩ずつ階段を上がっていけばいいの。


一見、大人にとっては
醜いというか、可愛いとは思えない子供の姿だと思う。


私がなぜ、
そんな彼の状態を「ほっとする」なんて
表現できるのか。


きっと、自分が
感情をむき出しにできないからだと思う。


もっと感情むき出しになって
ちゃんと感情を味わって
そこから抜け出す、その道のりを何度も歩んでいたら・・・


自分がどう感じているかを
見つけるのに時間がかかることはなかったのかな、なんて思う。



本当は怒ったり、
ムカついたり、
悲しんだりしているのに


その感情に入り込むというか
そこを通ることが

怖くて?嫌で?


なんか、避けてきた気がする。






だから、
本当の自分の気持ちや感情を、誤魔化すのが上手になっちゃった。





今でも練習している。




本当はどう感じているのかな?
そして、そこからどんな望みが生まれているのかな?



大人になった今からでも遅くない。


気がついたら、意識していけばいい。


少しずつ上手になるさ。




だから私は、
感情むき出しにして
ぐちゃぐちゃになっちゃう我が子を見て



なんだか、ほっとしている。笑





私も、君のように
もっと感情を大事にしていこう。


感情に、「あっちいけ!」しないであげよう。



そして、そこから向かいたい方向へ行く
その練習も積み重ねていくよ。

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