【精油の個性】タイム

タイムは、父親のような優しさと強さを持ったオイルです。
そんなタイムエッセンシャルオイルについて、その個性をまとめてみました。

基本情報

学名Thymus vulgaris
植物分類シソ科
原産地地中海地域
抽出法葉・茎・花の蒸気蒸留
主成分・チモール
・パラシメン
・ガンバテルピネル
・リナロール
・カルバクロール
・ミルセン
ノートトップ〜ミドル
チャクラ1・3・4
エレメント木・火
アロマジェネラハービー
陰陽
ORAC指数15,960μTE/100g
身体への作用・免疫/抗感染
・筋肉/骨
・老化防止
タイム(※Young Living社のタイム精油の情報です)

穏やかだけど、力強く勇気を与える

タイムの性格

・力強くパワーを感じる
・大きくてしっかりとした
・包容力
・優しく穏やかだけれど、どっしりと支えてくれる
・男性的
・太く、たくましい

香りを嗅いだ時に、どんな感じがするのか?
それは、一人一人違うと思いますが、私が感じるのは上記のイメージです。

華やかさというより、芯のある、土台とか支えを思わせる表現が並びましたね。

何度嗅いでも、その包容力のある香りに魅了されます。

ヒストリー

ギリシャ語でタイムは”勇気”を意味し、心身ともに衰弱しているときにエネルギーを与える薬だ。

この精油は神経衰弱と疲労に効き、消耗性の疾病の後、体を回復させる。
また知性を高め、精神的な集中に役立つ。

『天の香り アロマテラピー』 スザンネ・フィッシャー・リチィ

古代から、神聖な儀式の薫香として、また防腐剤や薬草として使われてきたそうです。

香りが力強く、そのように使われてきたこともよく想像ができますね。

心も身体も元気にしてくれるタイム

免疫力UPも、抗酸化も、抗老化も!

タイムに関しては、多くの研究論文が発表されていて、そのパワーに驚きます…!

・脂肪油の酸化を遅らせた
・多価不飽和脂肪酸の酸化や破壊(老化の原因になる)を阻害した
・脳の加齢の原因となる現象を遅らせることで、脳の老化を防止した
・肝臓、腎臓、心臓、脳の抗酸化レベルを上げた

すごく、ザックリ紹介になりましたが…(お許しを…)
多くの論文が発表されている点から、その抗酸化・抗老化作用に多くの研究者が注目しているということがわかります。

ORAC指数(活性酸素をどのくらい除去してくれるかを示した数値)が高く、抗酸化力があるという特徴も注目です。

陽の気質、木・火のエレメント

タイムは、陰陽で言うと「陽」の気質を持ったオイル。

太陽であり、男性的であり、行動や勇気元気を与える、などがキーワードになってきます。

エレメントは、木や火が対応しています。

季節でいうと、春から夏のイメージ。
何かをスタートさせたり、そこに情熱を持って取り組むことをサポートしてくれます。

対応チャクラは、1・3・4

生きることの土台や基盤を意味する第1チャクラ。
対応するエッセンシャルオイルは、根っこ系と葉っぱ系に分かれるかな、と勉強していてイメージしています。

タイムは、葉や茎、花からとれたエッセンシャルオイルであり、ハーブでもある。

力強さ、芯の太さで人の根っこの部分をサポートして、その人らしく生きる勇気を与え、広くて愛情深い温かさで支えてくれる。そんな印象です。

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