やりたいことは、コロコロ変わる。
でも、きっと「ありたい姿」ってそう簡単には変わらないのではないかな?
そんなことを思っています。
やりたいことを明確にした!としても、きっとその先に同じことがいちばんのやりたい事なのかどうか?は別の話。
日々成長していくからこそ、「やりたい事」って変化していく。
でも、その変化を受け入れることができずに悩んでしまうケースって、起業の世界では多い気がしています。
私が、「やりたい!」と思って情熱を注いできたことを紹介してみます。
あら、こんなに変わるのね〜って思うかもしれません。
やりたいと情熱を注いだこと
1.「健康のスペシャリスト」
起業塾にはじめて入った2019年頃は「健康のスペシャリストになりたい!」と思っていました。
そのために、東洋医学や栄養学を学んでスペシャリストになろう!!と意気込んでいました。チャングムに憧れたんです。
腸の資格を取ったり、健康指導士の試験を受けたりして・・・。
しかし、世界中にいろんな主張があって、全ての主張から1つの答えを見つけることは困難だと感じるようになります。さらには、健康被害にばかり目が行くようになって、生きづらくなってしまい、健康トピックは、ちょっと自分には合っていないかも、と思うようになります。
2.「肌が弱い人専門の美容家」
2019年から2020年にかけて、手湿疹とお顔の皮膚炎で、私は人生を大きく変えることになります。
会社員を辞めて、自宅にて療養して、そして、良き出逢いもあって納得いく方法で肌を治癒させることができました。
肌のことでは、ずっと悩んでいたので、皮膚炎という大きな症状が出てしまって、肌が最大に傷ついたところからどのように治癒していくのかを、この目で見て、身体で皮膚で、全身で、心で、感じてきました。
その感動と、治癒した喜びは、同じように悩む人に届けなければ!!と強い使命感を持って、発信を始め、スキンケアアドバイザーになりました。
今もスキンケアアドバイザーの仕事は続けていますが、この時は「皮膚炎になる人がいなくなる世界にしたい」という情熱で燃えていました。
スキンケアアドバイザーをしていて、いろんな方と出会い、人それぞれ感じ方や価値観が違うので、全ての人に自分の価値観や感覚を押し付けることは違うと、悟るようになります。
今では、「皮膚炎になる人がいなくなる世界にしたい」という想いは変わらぬものの、もう少し穏やかに、「肌や身体を大切に想いながらケアをしてあげることで、自分に優しくなれる人が増えたらいいな」というくらいふわっとした夢をもって、やっています。
3.スピリチュアルアロマセラピスト
次に、情熱を注いだのが、スピリチュアルアロマの世界でした。
肌を患った時に出会ったアロマの世界が、スピリチュアルアロマで、心を癒すことにとても役に立ったのです。
アロマの個性を学ぶことで、生きづらさを解きほぐしてくれて、自分を生きることをぐぐぐっと背中を押してもらったと思います。
だから、スピリチュアルアロマを伝えたい!!と思って、イベントなどでアロマリーディングをしていました。
そして、すごく喜ばれるし、もっと発信してほしい!と言われるのですが、なかなか私自身がそこまで一生懸命になれずにいる分野でもあります。
アロマは、本当にあるべきところへとその人の背中を押してくれるもの。
だから、アロマをその中心に置くというよりも、背中を押された先で自分らしく咲き誇る。
そんなイメージなんですよ。
もっと自分のサービスに上手に取り入れられたらいいなあ、とも思っています。
4.起業コンサルタント
次に、こちら、な、なんと「起業コンサルタント」でございます。
今でもいうのが恥ずかしいくらいですが・・・
起業して2年目の頃に、知り合いから「どうやったの?」と質問され、それに答えていたら「ぜひ、起業の相談にのって欲しい!」と言っていただいたのです。
それをきっかけに、6ヶ月だけ、5名の方のサポートをさせていただきました。
その頃、「自分で自分のビジネスをコンサルできるようになる」というコンセプトの講座も受講していたので、受講したことをアウトプットするような感じで、個別コンサルや、動画講座を配信したりしていました。
やってみて分かったのは、私自身はその方のビジネスが結果を出すかどうか?にあまり注力することができなかった・・・ということ。
ビジネスのコンサルタントなら、「結果」にこだわってなんぼ、だと思うので、「こりゃーあかんかも」と思いました笑
でも、楽しかったことは、その方の魅力にフォーカスしてそれを活かして活動したり、発信していくことを考えること。お話を聞いているだけでも、雰囲気を感じているだけでも、その方を必要としている人はこんな人だろうなあ・・・とイメージが出てきました。
結果的には、ビジネスのコンサルタントになっていたかもしれないけれど、それよりもその人の魅力の咲かせ方を考えている、と言った方が(ちょっとファンタジーだけども笑)自分の中ではしっくりくるものがありました。
ビジネスのコンサルとして、そのサービスの中で成果を出せたかどうかはクエスチョンでしたが、月に1度の個別コンサルは、かなり喜ばれました。
私と話していると自分のことが理解できたり、肩の荷が降りて、発信がしやすくなったりしたと嬉しいお声をいただきました。
5.自己理解のセッショニスト
ビジネスのコンサルをしていて分かったことに、人は自分の良さや素晴らしさにまだ気がついていない、ということでした。
私自身も、ずっと自分のことを模索していた人生だったからこそ、「自己理解」の分野に出会ったときは感動して夢中になって学びました。
そして、自己理解について学んだことを活かしてセッションをすることで、その人の魅力を伝えまくる、というサービスを始めました。
それが魅力開花セッションです。
こちらは、今でもサービスメニューにありますが、とっても大好きなサービスです。
ビジネスコンサルをやってみた時に、私自身がしていたことをより具体化したサービスといったところです。
6.webデザイナー
次に、今中心としている、webデザイナーという肩書きです。
ホームページを作成したり、デザインを作るということを自分のビジネスのためにやっていましたが、いつしかお願いされるようになり、少しずつですが「誰かの」制作をできるようになりたい!と、勉強と実践を繰り返してきました。
たくさんのwebデザイナーがいる中で、私独自の視点や強みも、最近では分かってきましたし、もっとここまでできるようにしたい!という目標もできました。
今は、いただいたお仕事に丁寧に向き合いながら、少しずつスキルアップの時間も設けています。
7.発信のサポートをする人
そしてそして、魅力開花セッションをしていた私が、1つだけ感じていた寂しさのようなものがありました。
それがセッションした方が「発信」をしなかったことです。
ん??と思いますよね笑。魅力開花セッションは、その人が自分らしさを見つけたり、魅力に気づいたりするためのもの。あなたの魅力はこんなものでしたよ!と伝えて終わり。。。というものでしたが、それがとても寂しく感じてしまったのです。
そこで、私の中で【魅力→人に届けてほしい】という思いがあることがわかりました。
もちろん、セッションを受けてくれた方の中には、それを目指して自分のどんな魅力を売り出していくといいかな??の視点でいた方もいらっしゃいました。
私がセッションをしたことをきっかけに、軽やかに発信できるようになったり、活動が加速していく様子を見るとすごくすごく嬉しかったのです。
それに気がついてからは、「私って人に発信できるようになって欲しいんだ!」と、発信について考えたり、そのサポートができないか?と模索するようになりました。
それで、今では、発信が苦手な方にインタビューして記事を書いたり、インスタ発信をホームページブログに展開するサービスをしてみたり、としています。
発信は発信でも、特に「ブログ(文章)」での発信により、フォーカスしています。
振り返ると、やりたいことは1つじゃなかった
こうして振り返ってみると、いろんな役割をやってみて、心で感じてみて、そして調整をして、またトライして・・・
を繰り返してきたことがわかりますね。
実際に、上に書いたことは、1つも放り投げていないような気がします。
全部全部「やりたいこと」ですね笑
でも、見た目、役割は変わっているのですが。目指している在り方は変わっていないんだろうな、って思います。
私は、より「心地よさ」を大切にしたいからこそ、違和感に敏感になって、道を修正してきたのだと思います。
だからきっと、これまでやってきたことはそのうち1つになっていく。
それを楽しみに引き続き活動していきます。
コメント