魅力開花デザイナーのゆいです。
今回は、インスタグラムのセキュリティ設定のお話です。
アカウント乗っ取り、皆さんの身近で耳にしませんか？？もうめずらしい話ではなくなってきましたよね…。
私の周りでも、実際にアカウントを失った人を何人も見てきました。
私のお客さまにも、インスタグラムの発信をしている方がとても多いので、インスタアカウントを守るための対策についてしっかりお伝えしたいなと、ずっと思っていたんです。
この記事では、インスタグラムで発信されている方（特に「プロアカウント（公開アカウント）」で発信している方）に向けたインスタグラムアカウントのセキュリティ対策方法についてお話していきます。
インスタアカウントの乗っ取り、なぜ起こる？？
主に以下の3つが原因で、アカウント乗っ取りが起きています。
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弱いパスワード
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同じパスワードの使い回し
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セキュリティ設定をしていない
ネット社会では、アカウントが乗っ取られるとDM（ダイレクトメッセージ機能）を悪用されたり、個人情報が漏れたりするリスクがあります。
今の時代、セキュリティ対策はどこでも必須
Instagramだけでなく、ほぼすべてのオンラインサービスでセキュリティ対策は必須です。
インターネットを活用して生活やビジネスを便利にしていくために、ご自身のインスタグラムはじめ発信するアカウントや利用しているサービスについてはセキュリティ対策をしっかり取れるようになりたいものです。
しっかり対策をしておくことで、自分やフォロワー、未来のお客様を守ることができます。
なので、インスタグラムのセキュリティ対策をするとともに、ネット上でのセキュリティ意識を高く持っていきましょう。
とはいえ、難しいことはなく、ポイントを抑えておけば大丈夫！
ぜひ時間をとって、アカウントのセキュリティ対策をしてくださいね。
インスタのセキュリティ対策
①パスワードを強化する
「プロフィールページ右上の3本線」→「アカウントセンター」→「パスワードとセキュリティ」→「パスワードを変更」
インスタアカウントのパスワードは、以下の条件を満たすものに設定しましょう。
英数字＋特殊文字（!$%@）を混ぜた 12文字以上
インスタの設定画面では「6文字以上にしてください」と書かれているのですが、実際には6文字だと攻撃に合うリスクがまだまだ高いと言われています。
「総当たり攻撃」と言って、機会が英数字と特殊文字の組み合わせでパスワードを予測するのですが、それが6文字だとすぐに突破されてしまうそうです。
12文字以上だと、その推測に3.6億年かかるそうです。12文字以上のパスワードが大きな安全ラインとされています。
| 文字数 | 安全性 | 備考 |
| 6文字 | （×）とても弱い | 数秒〜数分で突破可能 |
| 8文字 | （△）まだ弱い | 手動攻撃に弱い |
| 10文字 | （◯）やや安心 | 推測リスク残る |
| 12文字以上 | （◎）強い | 現在の標準的セキュリティ |
| 16文字以上 | （⭐︎）さらに強い | 特に重要アカウント向け |
ただ、12文字もあると設定するときに悩みますよね。
そんな場合は、覚えやすい日本語の文章を元にローマ字（大文字や小文字を組み合わせて）と数字と特殊文字を組み合わせて作るがおすすめです。
ただし、ここで設定したパスワードは使い回ししないようにしてくださいね。
② 2段階認証を設定する
「プロフィールページ右上の3本線」→「アカウントセンター」→「パスワードとセキュリティ」→「二段階認証」
2段階認証の設定を必ず「ON」にしておきましょう。
（※↑上の画像は、私の設定画面です。少し見え方が違うかもしれませんが参考までに）
2段階認証は2種類あります。
- SMS：電話番号にコード送信
- 認証アプリ：Google Authenticatorなどでコードを生成
この両方とも設定しておくことが大切です。
１.SMS での認証については、電話番号を登録すればすぐに設定が完了します。
2.認証アプリでの認証は、事前にGoogle Authenticatorというアプリを用意しておく必要があるので、その説明をしていきますね。
Google Authenticatorの導入手順
Google Authenticatorとは、Google社が提供している2段階認証を実現するためのアプリです。
ログイン時に、従来のパスワードに加えて、スマートフォンアプリに表示される約30秒ごとに更新される6桁の数字（ワンタイムパスワード）を入力することで、セキュリティを強化してくれます。
導入手順①アプリをインストール
まず、アプリをインストールします。
iPhoneの方はこちらから▶︎https://apps.apple.com/jp/app/google-authenticator/id388497605
Androidの方はこちらから▶︎https://play.google.com/store/apps/details?id=com.google.android.apps.authenticator2&hl=ja
導入手順②インスタグラムで「キーをコピー」する
次に、インスタグラムへ戻り、二段階認証の設定画面へいき、「キーをコピー」します。
「プロフィールページ右上の3本線」→「アカウントセンター」→「パスワードとセキュリティ」→「二段階認証」
→バックアップ方法の追加「認証アプリ」→「キーをコピー」
導入手順③Google Authenticatorへ戻り、「キーを貼り付ける」
次に、Google Authenticatorに戻って、手順②でコピーした「キー」を貼り付けます。
アプリを開く→「コードを追加」→「セットアップキーを入力」
→アカウント名：インスタのアカウントだとわかる名前をつけておく 例）yui.itamiのインスタアカウント
→鍵：手順②でコピーした「キー」を貼り付ける
→鍵の種類：「時間ベース」を選択
→「追加」→コードが出てきます
→アカウント名：インスタのアカウントだとわかる名前をつけておく 例）yui.itamiのインスタアカウント
→鍵：手順②でコピーした「キー」を貼り付ける
→鍵の種類：「時間ベース」を選択
「追加」をタップすると、次の画面で「コード」が出てきます。
このコードを覚えておきます！
導入手順④インスタグラムへ戻り、「コードを入力する」
そして、インスタグラムへ戻り、覚えておいたコード（6桁）を入力します。
このコードには、時間制限があるので、早めに入力しましょう。
「プロフィールページ右上の3本線」→「アカウントセンター」→「パスワードとセキュリティ」→「二段階認証」
→「次へ」→「コードを入力」欄にGoogle Authenticatorで発行されたコードを入力する
導入手順⑤バックアップコードを確認
2段階認証の導入はここまでで完了です！
が、最後に「バックアップコード」が発行されるのでそれをメモして控えておく作業まで行いましょう。
スマホを無くしたりアプリを削除してしまうとログインできなくなることがあるので、そんな時にこのバックアップコードを使います。
紙にメモしておく・非公開でスクショしておく・パスワード管理ツールに入れておく
などして、保管しておきましょう。
以上で、Google Authenticatorの導入は完了です！！！
パスワードやバックアップコードは必ずメモしておく
ここまで、重要な設定についてお伝えしてきましたが、もっと大事なことがあります。
それが、設定した内容を書き留めておくこと！です。
スマホの中でパスワード管理ツール（icloudキーチェーンなど）を活用して記憶しておくことも重要ですが、困ったときに助けられるのはやはり、手書き(紙)のメモです。
私自身も、デジタルに保存するだけではなく、心配なので紙にも残すようにしています。
必ず、安全な場所に保管できるメモ帳を用意して、重要な設定内容はメモしておくことを忘れないでくださいね。
大切なアカウントを守ろう
日々、発信している方にとって、自分のアカウントってすごく大切なものですよね。
発信しているあなた本人にとっても、あなたの発信を楽しみにしてくれているフォロワーさんにとっても、アカウント乗っ取りはとても悲しい事件になってしまいます。
ぜひ、今回ご紹介したセキュリティ対策を実践して、ご自身のアカウントをしっかり守ってあげましょう。
◉パスワードを12文字以上（英数字と特殊文字を組み合わせたもの）に設定する
◉2段階認証の設定をする①｜電話番号（SMS）を正しく設定
◉2段階認証の設定をする②｜認証アプリGoogle Authenticatorを導入して設定
◉設定したパスワードは忘れずにメモ・保存（アナログ・デジタル）
◉バックアップコードをメモ・保存（アナログ・デジタル）
